Migrating from ruff-lsp
#
ruff server
はruff-lsp
と同じ機能セットをサポートしていますが、ruff server
への移行には、Ruff または言語サーバの設定の変更が必要になる場合があります。
Note
[VS Code extension](https://github.com/astral-sh/ruff-vscode)設定には、どの設定が`ruff server`でサポートされているかを示すドキュメントが含まれています。そのため、この移行ガイドは主に、HelixやNeovimなどの`ruff server`設定に関する明示的なドキュメントがないエディタを対象としています。
Unsupported Settings#
いくつかのruff-lsp
設定はruff server
でサポートされていません。これらは次のとおりです:
format.args
ignoreStandardLibrary
interpreter
lint.args
lint.run
path
Note
interpreter
やpath
のようなこれらの設定のいくつかは、VS Code拡張でまだ受け入れられています。特にpath
は、ruff server
を初期化するときに使用する専用のバイナリを指定するために使用できます。しかし、言語サーバ自体はそのような設定を受け入れなくなります。
New Settings#
ruff server
では、ruff-lsp
にはないいくつかの新しい設定が導入されています。これらは次のとおりです:
configuration
configurationPreference
exclude
format.preview
lineLength
lint.select
lint.extendSelect
lint.ignore
lint.preview
これらの新しい設定のいくつかは、現在サポートされていないformat.args
とlint.args
の置き換えです。たとえば、lint.args
に--select=<RULES>
を渡している場合は、["<RULES>"]
の値でlint.select
を使用して新しいサーバに移行できます。
Examples#
VS Code に次の設定があるとします。:
ネイティブサーバーを有効にした後、次のように設定を移行できます。:
{
"ruff.configuration": "~/.config/custom_ruff_config.toml",
"ruff.lineLength": 80,
"ruff.lint.select": ["E", "F"]
}
同様に、Helix に次の設定があるとします。:
[language-server.ruff.config.lint]
args = "--select=E,F --line-length 80 --config ~/.config/custom_ruff_config.toml"
これらは次のように移行できます。: